2016/11/12 第56回花井卓蔵杯争奪全日本雄弁大会
- 辞達学会
- 2016年11月12日
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2016年11月12日!!!
中央大学多摩キャンパスCスクエア中ホールにおいて、当会主催の第56回花井杯争奪全国学生弁論大会が開催されました。
当会からは、第一弁士として南愛(まな)(法1)会員が、第十弁士として江畑楓一郎(法1)会員が出場いたしました。
南会員は演題「愛と哀(あいとあい)」の下、LGBTの権利に関する弁論を行い、江畑会員は演題「実直な戦士たち」の下、長時間労働に関する問題について弁論を行いました。
気になる結果は、なんと南弁士が準優勝いたしました!!!
江畑弁士は惜しくも入賞を逃したものの、花井杯の趣意に基づく弁士の熱い思いを演台で披露しました。
以下南会員と、江畑会員の感想になります。
南会員
第56回花井卓蔵杯争奪全日本雄弁大会に、第1弁士として出場させていただきました、中央大学辞達学会1年会員の南愛です。
このたび、私は、人口の1割ほどを占める同性愛者の人々が、大多数の異性愛者の人々と同等に結婚できるようになること、そして結婚に付随する権利を同等に認められることの大切さについて、壇上で訴えさせていただきました。その結果、準優勝という素晴らしい成績を収めることができました。
未熟な私1人の力では、決してこのような名誉ある賞をいただくことはできませんでした。長きに渡り、沢山の方々に多くのご支援、ご声援をいただくことができたからこその入賞です。弁論に携わってくださった、そして見守ってくださった全ての方々に、この場をお借りして心から御礼申し上げます。
これからも、大会出場という貴重な機会を通じて得ることができた知識や技術を糧に、辞達学会のさらなる躍進を目指して全力で貢献してまいります。
最後となりましたが、弁論をお手伝いいただいた方々、そして大会を開催してくださった先輩方、またご支援いただいたOBの皆様方、本当にありがとうございました。
江畑会員 花井卓蔵杯争奪全国学生大会に第九弁士として出場させて頂きました、辞達学会一年会員の江畑颯一郎です。本弁論では、時間の余裕を与えない、労働者の心身を危険にさらしてしまう長時間労働の実態、さらにそれを助長する日本の雇用環境を扱い、その解決策を訴えました。大会の結果としては、私の力不足で、入賞にはなりませんでした。政府の方向性との差別化や質疑応答での態度等々、悔恨の念はつきません。ですが、弁論を作る上で、父や家族に影を落とした「労働」に対する積年の思いを、原稿の一文一文に込めることができたと自負しております。そのような貴重な機会を私に下さった、指導者の菊地さんをはじめ、会員の皆さんに、この場をかりて御礼申し上げます。そして、今回の弁論作成における反省を活かして、来年度の弁論作成や指導、運営に取り組むと同時に、言論人としての修養に以後精一杯励む所存であります。


最後になりましたが、出場してくださった他大学弁論部のみなさま、お忙しい中、審査員を引き受けてくださった当会OBの皆様、誠にありがとうございました。
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