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2025/07/05 第50回春秋杯争奪全日本学生雄弁大会

7月5日(土)、第50回春秋杯争奪全日本学生雄弁大会が、法政大学市ヶ谷キャンパスにて開催されました。



当会からは友竹秀喜(法2)が、演題『共倒れ』のもと、災害援護資金の問題とその解決について訴えました。


惜しくも入賞を逃しましたが、自らの想いを熱く訴えました。



以下、弁士の感想です。


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この度、第50回春秋杯争奪全日本学生雄弁大会に出場させていただきました。

2年会員の友竹秀喜です。


今回、私は「共倒れ」の演題のもと、災害時の貸付制度である、災害援護資金の問題とその解決について訴えました。


災害援護資金とは、低所得者を対象とした貸付制度で、東日本大震災において、合計525億円、約3万件の貸付実績がありますが、そのうち1万件が滞納されています。


そして、その滞納が地方自治体へ大きな負担を強いることとなっているのが現状です。

実際、阪神淡路大震災で被災した神戸市では、回収業務のために45億円を費やし、ついには11億円の債権放棄が行われました。


自治体に負担を集中させる現在の状況は好ましいとは言えず、このままでは東日本大震災や今後新たな災害でも神戸市と同様の問題が発生してしまいます。

これを解決するには、滞納を起こさないようにする必要があります。

ではなぜ滞納が起こるのか。それは、本来融資を行う際に必要な融資審査が行わていないことがあげられます。

そこで、私は、事後的に融資審査を実施し、支払いが困難な場合は、貸付ではなく給付とすることで市町村の負担を軽減することをプランとして提案しました。


結果として、入賞することはかないませんでした。

今年に入ってから入賞が続いていた中で、その流れを止めてしまうような結果となってしまい、悔しさと申し訳なさでいっぱいです。

それでも、4回目の選考を経ての念願の大会で、演台に立って自らの問題意識を聴衆に訴えることができたという経験は、とても貴重なものとなりました。

今回の経験と反省を踏まえ、今後とも辞達学会での活動に励んで参ります。


最後になりますが、弁論作成に協力してくれた同期、練弁に参加してくださった後輩や先輩方、第50回春秋杯争奪全日本雄弁大会の開催・運営に尽力してくださった法政大学弁論部様に、改めて厚く御礼申し上げます。


本当にありがとうございました。


 
 
 

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