2025/11/02 第四十八回大隈杯争奪雄弁大会
- 辞達学会

- 11 時間前
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11月2日(日)、第四十八回大隈杯争奪雄弁大会が開催されました。
当会からは鈴木祐人(経1)が、演題『計画水害』のもと、霞堤にまつわる補償問題とその解決について訴えました。
結果は見事、準優勝を収めました。
弁士お疲れ様!
以下、弁士の感想です。

このたび、第48回大隈杯争奪雄弁大会に出場いたしました、1年会員の鈴木祐人(すずき たくと)です。
今回は「計画水害」という演題のもと、霞堤に関する補償制度の問題とその解決策について弁論を行いました。
本弁論では、「霞堤」という伝統的な治水手法において、十分な補償制度が整備されておらず、上・中流域と下流域との間に不平等が生じているという課題を取り上げました。
近年、水害は激甚化しており、政府は新たな水害対策として「流域治水」を推進しています。従来のように「計画高水流量」を基準にダムや堤防を建設する手法では対応が難しくなり、どこかであふれさせる必要が生じています。
その中で政府は、流域全体で水害を分担する方針の一環として「霞堤の保全」を掲げました。私は、この霞堤が上流地域に過度な負担を強いている現状を指摘し、正当な補償制度の整備を訴えました。
その結果、準優勝という成績を収めることができました。
霞堤というあまり知られていない治水手法に焦点を当てた新規性と、提示した解決策の明確さが評価されたのではないかと考えております。
また、想定される質疑への準備を重ね、明確な回答を用意していたことも高く評価された要因の一つと感じております。
今回の経験を通して得た学びを今後の活動に活かし、より説得力のある弁論を構築できるよう研鑽を重ねてまいります。
辞達学会の一員として、今後も活動に微力ながら尽力してまいります。
最後になりますが、第48回大隈杯争奪雄弁大会の開催・運営に尽力してくださった関係者の皆様、集団作成や練弁に参加してくださった同期・先輩方に改めて厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
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