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2018/10/20第9回全日本学生弁論大会


2018年10月20日、明治大学中野キャンパスにて、第9回全日本学生弁論大会が開催されました。

当会からは、第一弁士として星野 佑太(文1)、第四弁士として澤田 駿介弁士(法1)が出場致しました。

星野弁士は、演題「バトンタッチ」のもと、日本の中小企業が直面している事業継承の壁による廃業を、M&Aの促進によって解決することを訴えました。

澤田弁士は、演題「誰のための医療か」のもと、終末期における延命治療を中止できる社会のため、尊厳死の法整備を訴えました。

そして、澤田弁士が第三席を受賞しました!

星野弁士は、惜しくも入賞は逃しましたが、聴衆に対して自身の熱い想いを訴えました!

以下、弁士の感想です。

「この度全日本学生弁論大会に出場させていただいた、一年の星野です。

まず初めに、私の弁論作成にご協力していただいた先輩や同期のみなさん、また大会運営に携わっていただいたすべての方に感謝を申し上げます。皆様のおかげで弁論を執り行うことができました。ありがとうございました。

結果は4位と入賞に至らず大変悔しい思いです。

しかし大会に向けた弁論作成、大会出場という経験そのものがかけがえのないものであり、今後に生かせる素晴らしいものであったと思います。

また、弁論部に入って半年経ち、大会に出て弁論というものの難しさを身をもって感じることができました。

弁論は11分間の中で自分の考えを言葉のみで聴衆に伝えることが目的です。このためには様々な工夫が必要です。論理の一貫性はもちろん、それだけでなく聴衆の心に響くよう感情的な言葉どりを入れたり、それが伝わるよう声調を練習するなど、どれも難しいものばかりです。

しかしこの難しさがあるからこそ、やりがいや達成感を得られるのだと思います。

結果は残念でしたが、今大会で感じた弁論の難しさ、やりがいを同期や来年の後輩に伝え、今後の弁論作成に活かして参ります。」

「この度全日本学生弁論大会に出場させていただいた、1年の澤田です。 まずは、今大会において私の弁論作成に協力していただいた全ての会員の方に感謝申し上げます。本当にありがとうござました。結果としましては、優勝には至らなかったものの「第三席」と入賞することができました。この結果は、間違いなく会員の手厚い協力があってこそのものだと確信しております。 また、簡潔に感想を述べたいと思います。今回の大会を通じて、「弁論」には弁士の価値観を思う存分ぶつけていいものだ、ということを改めて実感させられました。つまり、「弁士の価値観」があって初めて「弁論」が成り立つ、ということです。私の今回の弁論には、その大前提が欠けていたような気がします。自分の言いたいことを言う、社会に訴えたいことを訴える、というよりはどこか論理の一貫性を求めてしまっていました。その結果、優勝には至らなかったのだと思います。ここが一番の反省点です。そのため、改善すべき点としては、尊厳死を法制化するにあたり、患者当人だけではなく患者の家族の思いをもう少し考慮すべきだだったと思います。 最後に今後の意気込みを述べます。今回の大会経験は、結果にかかわらず、私にとってかけがえのないものになったと思います。この経験から学んだことをこれからの同期の大会の協力に十分生かしていきたいと思います。」 

最後になりましたが、本大会の開催・運営にあたり、ご協力くださったすべての関係者の皆様に心より御礼申し上げます。


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