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2021/2/13 第60回花井卓蔵杯争奪全日本雄弁大会

2021年2月13日、当会主催大会である第60回花井卓蔵杯争奪全日本雄弁大会が開催されました。


当会からは、上久保京花(文1)が第一弁士として、中島萌(法1)が第六弁士として出場致しました。


上久保弁士は演題「大当たりの代償」のもと、ギャンブル依存症とその周囲に与える悪影響について訴えました。





中島弁士は演題「限界」のもと、勤務医の長時間労働の問題について訴えました。





そして見事、上久保弁士は第三席に入賞し、中島弁士は優勝を果たしました!


以下、出場した弁士の感想です。


この度、第60回花井卓蔵杯争奪全日本雄弁大会に出場させていただきました、1年会員の中島萌です。

 私は「限界」という演題の下、医師、特に病院に雇用され働いている「勤務医」が長時間労働を強いられている現状を指摘し、その解決により、全ての人が安心して医療を受けられる体制を作りたい、という主張の弁論をさせていただきました。現在、多くの医師が過労死ラインと呼ばれる月80時間の残業時間を超えて働いています。患者の命を救うために過労死ラインを超えてまで働いている医師。しかし、それにより医師たちは疲労困憊であり、限界である!この状況を改善しなければならない。という思いから「限界」という演題をつけました。これは解決策が難しい問題でした。原因が医師不足から患者側の病院の利用方法など多岐にわたっており、行き詰まってしまうことや悩むことが何度もありました。しかし、そのたびに先輩方や同期から助言や励ましの言葉をいただき、前に進むことができました。大会に出る前、本番当日、本当に本当に多くの皆さまに支えていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 発表中にはこれまで先輩方と同期と一生懸命弁論を作り上げてきた思い出や、皆がついてくれているという心強さがあり、落ち付いて臨むことができました。結果として優勝をつかみ取ることができ、あの時の喜びは忘れることができません。今回の大会出場を通して多くのことを学ばさせていただきました。これからは今回していただいたことを返せるように、学んだことを活かせるように、同期の集団作成に積極的に参加するなど、会活動、弁論活動を行っていこうと思います。また、今回の大会で見つかった反省点を改善し、自己研鑽に励んでいこうと思います。

 最後になりましたが、本大会の開催、運営にご尽力していただいたOB・OGの皆さま、先輩方、弁論作成に多大なるお力添えをいただきました先輩方、同期の皆様に重ね重ね御礼申し上げます。ありがとうございました。



この度、第60回花井卓蔵杯争奪戦全日本雄弁大会に出場させていただきました、1年会員の上久保京花です。

私は「大当たりの代償」という演題のもと、ギャンブル依存者によって悪影響を受けている周囲の人々に注目した弁論を作成させていただきました。

一般的にギャンブル依存症という病は身近なものではないうえ、自己責任でなってしまうものであるという認識が広く浸透しているため、聴衆と問題意識を共有することが難しかったです。この弁論を作成することにより、身近なところに潜んでいる危険について改めて認識することができました。

今回の花井杯に向けた弁論作成で、私は多くの先輩方や同期たちに支えられ弁論を完成させることができました。

たくさんの方に応援していただけたことがとても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを忘れず、今後も辞達学会の活動に励んで参ります。

花井杯に関わった全ての皆様に心から感謝申し上げます。



最後になりましたが、本大会の実現にあたり、ご支援・ご協力をいただいた皆様と、大会にお越しくださった皆様に心より厚く御礼申し上げます。

 
 
 

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