2022/06/19 全国新人学生弁論大会
2022年6月19日、中央大学にて、当会主催大会である第44回全国学生新人弁論大会が開催されました。
当会からは、渡辺俊介が第一弁士として、倉形篤司が第十弁士として出場いたしました。
渡辺俊介弁士は演題「長閑さと豊かさ」のもと、芸術家の置かれている環境とその解決について、
倉形篤司弁士は演題「曲げられた未来」のもと、側湾症について訴えました。
結果は見事、倉形弁士が準優勝を収めました。
渡辺弁士は、惜しくも入賞を逃しましたが、聴衆に自身の熱い思いを訴えました。
以下弁士の感想です。
この度、第44回全国学生新人弁論大会に出場させていただきました、123代会員の渡辺俊介です。
高校時代に俳人として生計を立てている方にお会いし、その人のお話を聞く機会、師事する機会を頂くことができました。師匠の様々な視野や感性、技巧に心動かされる一方で、その生活の努力ではどうにもならない不遇さや理不尽さも垣間見ることができました。
今回弁論をする機会をいただき、演題「長閑さと豊かさ」の下、師匠のような芸術家が抱える境遇の一端を訴えさせていただきました。
弁論作成の中で、自分と他者の意識の差を改めて実感させられ、また自分の価値観を言葉に言い表すことの難しさを体感しました。本作成では行き詰まった際に班員の先輩方や同輩達と会話し様々な視点をいただきながら、ようやく想いを言語化でき、その素晴らしさを再認識しました。
作成班の皆様が私の価値観をご自身のものとは違うながらに汲み取り論理化や資料集め、応答練習をしてくださったおかげでなんとか
弁論発表に至れたこと、改めて感謝いたします。
— 雨後の空 キリと見上げる立葵
壇上での貴重な経験を経て、自身の想いを言葉にでき訴えかけられ、聴衆に聞いてもらえる喜びを感じました。その一方で、限られた時間で本心を伝えきることの至難さ、作成期間に得た全てを発揮することのできない悔しさをひしひしと感じました。
残念ながら入賞を逃してしまう結果となりましたが、本作成及び大会を通してたくさんの人に支えられ、色々なことを学ぶことができました。それらを踏まえ、自分の、また仲間の今後の活動へと繋げられるよう精進して参ります。
最後になりますが、今回の弁論作成に携わりご協力くださった皆様、そして、本大会を開催するためにご尽力くださった全ての皆様に深く御礼申し上げます。
次の弁士の成功に期待する!
ご通読いただき、ありがとうございました。
この度、第44回全国学生新人弁論大会に出場させていただきました。1年会員の倉形篤司です。
今回私は「曲げられた未来」という演題の下、側彎症検診の問題について弁論を作成させていただきました。私がかつて経験した側彎症という病は主に成長期の子どもの背骨が曲がり死亡する危険性のある非常に恐ろしい病であるにも関わらず、見落とし率の高い視触診検査が全国の学校で行われていることを問題として、その解決を訴えました。病気のイメージが人によって捉えにくく深刻性が中々理解されないなどの課題もありましたが、集団作成の中でのデータ集めや論理構成など、班員の皆さまのご協力のおかげで論拠をもって弁論を作成することができました。私自身、作成中に何度もつまずきくじけそうになりましたが、班員の皆様が厳しい言葉や励ましの言葉など様々な言葉をかけてくださり最後まで頑張り続けることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
今回の大会を通して多くのことを学び、人として一段階成長することができました。
今回の経験を今後の辞達学会の活動に生かせるように努めます。
最後になりますが、お忙しい中弁論作成にご参加くださった班員の皆様、助言や応援してくださった先輩方や同期の皆様、大会に関わった全ての皆様には深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
最後になりますが、本大会の実現にあたり、ご支援、ご協力を頂いたみなさま、ならびに本大会にお越しいただきました皆様に、心より厚く御礼申し上げます。