2022/07/10 春秋杯争奪全日本学生雄弁大会
2022年7月10日に、第47回春秋杯争奪全日本学生雄弁大会が、国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催されました。
当会からは、遠藤選志朗弁士(経3)が、演題「遠藤ペットセンター」のもと、動物愛護法の改正により苦境に陥るペット業界について訴えました。
結果は惜しくも入賞を逃しましたが、聴衆へ向けて自らの想いを熱く訴えました
以下、弁士の感想となります。
この度第47回春秋杯争奪全日本学生雄弁大会に出場いたしました、三年会員の遠藤選志朗です。入賞できなかったのは悔しいですが、入学時から新型コロナウイルスの影響を受け、なかなか大会出場の機会がなかった中で、大会に出場し、自分のやりたいテーマで弁論を行うことができたのは良かったです。
今回、私は動物愛護法の改正により苦境に陥るペット業界について訴えました。
私の実家はペットショップ兼ブリーダーなのですが、母親から動物愛護法の改正でペット業界が大きな転換を迫られているという話を聞き、今回の弁論をするに至りました。
大会でも肌で感じたのですが、ペット業者は一方的に悪者だと見られがちです。
中学生の頃、ネットでペットショップについて調べた時、ペットショップは悪であるという論調が大半を占めていたことにショックを受けました。
それから自分の親は悪者なのか、そのペット業で飯を食い、育てられている自分はいったい何なのか、そんな思いがずっと心の片隅にありました。
今回の弁論では、動物をかわいがり、しっかりと育てているペット業者がたくさんいるんだ、ということを伝え、ペットショップで20年間育てられた自分だからこそできる弁論を行うことができたと思います。
今回の弁論を通して、すべてのペット業者が悪者なわけではない、そして現在法改正で過渡期を迎え、多くのペットとペット業者の未来が危ぶまれている、そんな現状を多くの方に知ってもらえたなら幸いです。
最後になりますが、今回の弁論作成に携わってくださった先輩方や同期、後輩の皆様、本当にありがとうございました。
そして、春秋杯開催にあたり、ご尽力くださいました皆様に心より御礼申し上げます。