2022/10/29 第29回拓殖大学学長杯争奪全日本学生雄弁大会
2022年10月29日(土)に、第29回拓殖大学学長杯争奪全日本学生雄弁大会が、拓殖大学文教キャンパスにて開催されました。
当会からは、
馬渡柊羽(法1)が演題「寄り添う者」のもと、国選付添人制度について訴えました。
結果は見事、優秀賞を収めました。
以下弁士の感想です。
この度第29回拓殖大学学長杯争奪全日本学生雄弁大会に出場させていただきました。一年会員の馬渡柊羽です。
今回私は、国選付添人制度についてのテーマで、弁論を作成させていただきました。国選付添人制度とは、少年事件において国の費用で非行少年の弁護や構成を手助けする者を雇う制度です。費用の問題から私的に雇うことが難しい付添人は、国選への期待が高まっております。しかしながら、現行の制度では国選の対象となる事件は限定的であり、結果として付添人は全ての少年事件の25%にしかつけられていないという状況が発生しております。私はこの問題をさらに深掘りし、付添人がいないことによって少年たちは自らの思いを裁判官にうまく伝えられないこと、審判の結果に納得ができず更生できていないことを取り上げて訴えさせていただきました。
発表においては、持てる力の全てを出せたと思います。作成に協力してくださった会員の皆様の尽力もあり、声調、質疑等万全の状態で挑むことができました。その結果優秀賞を受賞できたことは本当に嬉しく思います。しかし、自身の力の全てを出せただけに、より一層優勝することができなかったことへの悔しさが残りました。今後も大会が続きますが、本大会での弁士としての経験を活かして、少しでも会へと還元できればと思います。
最後になりますが、本大会の開催、運営にあたり、ご協力くださった全ての関係者の皆様に心より御礼申し上げます。