2024/02/17 第13回全日本学生弁論大会
- 辞達学会
- 2024年2月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年3月17日
2月17日(土)に、第13回全日本学生弁論大会が、明治大学生田キャンパスにて開催されました。
当会からは鈴木快晴(法1)が出場し、演題「たくましく生きていく。」のもと、日本国籍を持たない不就学児の問題点とその解決について訴えました。
結果は入賞を逃したものの、自らの想いを熱く訴えました。
以下弁士の感想です。

この度、第13回全日本学生弁論大会に出場させていただきました、1年会員の鈴木快晴です。
今回、私は「たくましく生きていく。」の演題のもと弁論を行い、外国籍の子どもの不就学の問題と、その解決について訴えました。
現在、日本には就学適齢期にあたる6〜15歳の外国籍の子どもが約13万7000人在住していますが、うち8000人が小中学校にも外国人学校にも通わない「不就学」とよばれる状態となっており、その多くは本人の意思にかかわらず、学校に通い教育を受けることができていない状態です。その背景として、外国籍の子どもの保護者に対して、子どもを学校に通わせ教育を受けさせる義務、「就学事務」が課せられていないことがあります。その結果、就学を促す働きかけを積極的に行うか否かが自治体の裁量に委ねられ、教育の必要性を感じていない保護者や、就学に必要な手続きや支援制度の利用の方法がわからない保護者が、子どもを学校に通わせていないのが現状です。
私自身も教職課程を履修し教育者の道を目指す者として、教育を受ける権利の保障が不十分になっている現状に強い問題意識を持っています。そこで、「すべての子どもが教育を受けて、社会でたくましく生きていくために必要な力を身につけられる社会」という理念を達成するため、学校教育法を改正し外国籍の子どもの保護者にも就学義務を課すとともに、外国人学校に通う外国籍の子どもの保護者が就学義務を果たしているとみなされないという懸念に対処するため、文部科学省が認可した外国人学校に外国籍の子どもを通わせている場合は、保護者が就学義務を果たしているものとみなすというプランを提案させていただきました。
結果として入賞することは叶わず、結果という形で辞達学会に、会員の皆様に恩返しすることができなかったことには、悔しさと不甲斐なさ、申し訳なさを強く感じています。それでも、念願の大会の演台で、自らの問題意識を言葉にして聴衆に訴えることができたことは、貴重な経験であるとともにこの上ない喜びでした。
今回の経験と反省を踏まえ、これまで自分を成長させてくれた辞達学会に少しでも恩返しができるよう、また自分自身としても人間として更に成長できるよう、今後とも辞達学会での活動に励んでまいります。
最後に、指導者を務めてくれた朝倉をはじめ、今回の作成、またこれまでの私の辞達学会での活動を支えてくださった同期や先輩方、第13回全日本学生弁論大会の開催・運営に尽力してくださった皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。