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2015/12/20 第49回農林水産大臣杯争奪全日本学生弁論大会


2015年12月20日、東京農業大学世田谷キャンパスで第49回農林水産大臣杯争奪全日本学生弁論大会が行われました。

当会からは第3弁士に高橋康平(法1)が出場し、演題「重害」のもと、悪化を続ける日本の農林業における獣害に関する弁論を行いました。

そして、第2位にあたる日本農業新聞社賞を受賞しました。

以下、高橋会員の感想です。

このたび、農林水産大臣杯で弁論をさせていただいた獣害の問題は、農家をしていた亡き祖父が日々イノシシやシカ、モグラ、ハクビシンといった害獣に苦しめられている様を幼少期に見てからずっと解決したいと考えていたものでした。

昔はこんなに被害はなかったと祖父がぼやくたびに、この問題は、山で農業してるんだからしょうがないという単純に諦めてはいけない問題なのではないか。と私は考え、そうした日々の疑念がこの弁論をするきっかけになりました。

本などで調べると背景には、趣味としての狩猟が野山の獣の頭数管理機能をになっていたこと、猟氏の年齢は平均60代とむこう10年さえ怪しい業界であるということ、そして政府の獣害対策はなんら抜本的解決につながらず、猟師の育成が不十分だということなどがあることがわかりました。

プランに、日本に猟師を増やすというきわめてシンプルなものを掲げるなどのシンプルな獣害に向き合う姿勢を審査員や他大学の方々に評価して頂けたことが今回入賞することができた要因であると考えています。

しかし、優勝のトロフィーを会室に持ち帰ることはできなかったので、今後も後進の育成の傍ら弁士として成長し、また大会に出場したいと思っています。

終夜などにおいて弁論作成にご協力をいただいた、指導者の河内先輩はじめ先輩方、同期の皆には本当にありがとうございました。

最後にはなりましたが開催された東京農業大学農友会講演部の皆様ありがとうございました。

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