2026/06/20 第48回全国学生新人弁論大会
- 6月28日
- 読了時間: 5分
6月20日(土)、第48回全国学生新人弁論大会を中央大学・茗荷谷キャンパスにて開催いたしました。
当会からは、
平泉潤(文1)が、演題『橋渡し』のもと、先天性心疾患の診療における問題とその解決について、
飯田健剛(法1)が、演題『未来への道』のもと、中途視覚障害者の自立支援にまつわる問題とその解決について訴えました。
結果は、飯田弁士が見事、優勝を収めました。
平泉弁士は入賞は逃したものの、自らの想いを熱く訴えました。 また、当会の浅井輝(経1)が、新人質問賞を受賞しました。
今回の大会の開催にあたり、ご支援いただいたOB・OGの皆様、大会に参加してくださった各大学弁論部の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

以下、弁士の感想です。
平泉弁士の感想(クリックで展開)
この度、第48回全国学生新人弁論大会に出場させていただきました、1年会員の平泉潤です。
今回私は、「橋渡し」という演題のもと、生まれつきの心臓病である先天性心疾患について、特に中・軽症患者を診療できる病院が不足しているという問題と、その解決策を訴えました。
現在、先天性心疾患を診ることができる医者を明確化するために、専門医制度というものが設けられています。また、その専門医を配置して、専門医を育成していく、そして専門医がいることで、重度の先天性心疾患患者にも対応できる病院を認定する制度として、総合修練施設と連携修練施設があります。これらは「修練」という名前から見て取れる通り、専門的な医療人材を育てることを制度趣旨とし、同時に先天性心疾患を診察できる病院ということを意味しています。
そして、この2つの修練施設の主な違いは、重症患者まで対応できるかどうかにあります。現在、約75万人いるとされる先天性心疾患患者のうち、約7割が中・軽症患者であるとされています。そして、生まれつきの病気なのですから最初は小児科で見てもらうのですが、成長につれて成人診療科へと移る必要があるのです。しかしその移行の際に、52.6%の患者が、移行先の病院が見つからないという課題があります。
そこで私は、中・軽症患者を主に診療する連携修練施設の数が足りていない点に着目しました。そして、連携修練施設を設置する際に足枷となってしまっている、専門医の配置要件を見直し、病院数を増やすことで、移行期医療の問題を解決し、すべての先天性心疾患患者が円滑に成人医療へ移行できる社会の実現を訴えました。
結果としては、入賞には至らず、悔いの残る結果となりました。審査員の方々からのフィードバックを踏まえると、専門用語が多く、内容の理解が難しくなってしまった点や、質疑の際に焦りから早口になり、弁論の目指すところを十分に伝えきれなかった点が反省点です。今後はこの経験を糧に、辞達学会の一会員として、さらに精進してまいります。
それでも、新人弁論大会という大きな舞台に出場させていただけたことは、私にとってかけがえのない経験となりました。自らの問題意識を多くの方々に訴える機会は、普段の生活ではなかなか得られるものではありません。また、多くの反省点が見つかったことで、今後の自分をさらに成長させていく契機にもなったと感じています。
最後になりますが、約2週間にわたり本弁論の作成を指導してくださった先輩方、そして原稿作成、添削、練弁などに携わってくださった先輩方、同期のみんなに、心より感謝申し上げます。
また、このような貴重な機会を用意してくださり、大会運営に尽力してくださったすべての皆様に、深く御礼申し上げます。
この度は、本当にありがとうございました。

飯田弁士の感想(クリックで展開)
この度第48回全国学生新人弁論大会に出場させていただきました、1年会員の飯田健剛(いいだけんご)です。
今回私は未来への道という演題の元、中途視覚障害者の自立支援にまつわる問題とその解決策について訴えました。
現在、日本の中途視覚障害者を持つ人々は約30万人にものぼりそれらの人々のほとんどは自立して生活ができるよう自立支援を受ける必要性があります。
しかしながら、現在多くの中途視覚障害者が生きるために必要な自立支援に長い待機が生まれてしまうという問題があります。
実際に私も昨年の冬、急激な視力低下がありましたが、十分な支援が受けられませんでした。この問題の背景には、絶望的に足りていない歩行訓練士の存在があります。
この原因として財源や待遇の問題を挙げ、解決するプランとして歩行訓練士を配置報酬算定制度に組み込み、国家資格にすることを提案しました。支援センターが歩行訓練士を雇うインセンティブを高め待遇を改善する目的です。
五月杯、福澤杯と先輩方が優勝をし、私も結果を残さねばというプレッシャーもありましたが、結果、優勝という身に余る結果をいただくことができ大変嬉しく思います。
このような貴重な弁論をする機会をいただけたこと、感謝申し上げます。
この結果に満足せず、今後も集団作成の経験などを活かし、辞達学会の発展に貢献できるよう会員として精進して参ります。
最後になりますがお忙しい中ご指導くださった先輩方、同期のみなさん、運営をしてくださった先輩方に対し心より厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

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