2023/10/07 第26回桜門杯争奪全日本学生弁論大会
10月7日(土)に、第26回桜門杯争奪全日本学生弁論大会が、日本大学法学部10号館にて開催されました。
当会からは折出実優弁士(文1)が出場し、演題「『予約は契約です!!』」のもと、無断キャンセルの問題点について訴えました。
結果は見事、審査員特別賞を収めました。
以下弁士の感想です。
この度、第26回桜門杯争奪全日本学生弁論大会に出場させていただきました、1年会員の折出実優です。
今回、私は演題「『予約は契約です!!』」のもと、無断キャンセルによって飲食業をはじめとするサービス業界の損失が大きいことをテーマとして設定しました。無断キャンセルとは、店を予約した客が事前に一切の連絡なく、当日現れず、かつキャンセル料も支払わないことを指します。無断キャンセルは予約が伴う全ての業界で起こりますが、飲食業界だけでも無断キャンセルの被害額は年間2000億円にものぼり、これは飲食業界全体の年間利益の35%にも相当します。無断キャンセルに店が苦しまない社会の実現には、消費者である私たちが店を予約する際に責任を持つ必要があると考えました。そのため、「無断キャンセル歴のある顧客情報の共有システムの構築」を政策として打たせていただきました。
結果として審査員特別賞をいただくことができ、非常に嬉しく思っております。この結果はお忙しい中ご指導、ご協力してくださった会員の皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。本大会で学んだことを活かして、今後も精進してまいります。
最後になりましたが、本大会の開催、運営にあたり、ご協力くださったすべての関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。