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2025/12/06 第4回東京農業大学長杯全日本農林水産学生弁論大会

  • 1 時間前
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11月6日(土)、第4回東京農業大学長杯全日本農林水産学生弁論大会が開催されました。


当会からは笠井花恵(法1)が、演題『海の森が消える日』のもと、磯焼け問題とその解決について訴えました。


結果は見事、第三位を収めました。 弁士お疲れ様!


以下、弁士の感想です。



この度、第4回東京農業大学長杯全日本農林水産学生弁論大会に出場いたしました、一年会員の笠井花恵(かさい はなえ)です。

今回、私は「海の森が消える日」という演題のもと、磯焼けの問題とその解決について弁論を行いました。

私が弁論の主題として取り上げましたのは、全国で深刻化する「磯焼け」の現状と、その対策における現行政策の不十分さについてです。


磯焼けとは、本来であれば海藻が繁茂し、魚介類の産卵や生育の場となる「藻場」が失われ、海底が荒れ地のような状態になってしまう現象を指します。生態系への影響は大きく、漁業生産の低下にも直結する重大な問題です。


現在、食害への対策は一定程度進んでおりますが、もう一つの主要因である海水温の上昇に対する施策は十分とは言えず、藻場の回復は限定的な範囲にとどまっています。私は、こうした状況を踏まえ、環境の変化に適応できる海藻の品種改良や、各地域の実情に応じた藻場再生の仕組みを整える必要性を訴えました。


大会におきましては、第三席という評価を賜りました。

全国的に進行する磯焼けという、長期的な影響が極めて大きい一方で注目されにくい課題に正面から向き合い、本大会において入賞を果たすことができましたことを、大変光栄に存じます。

審査においては、藻場減少の現状およびその背景を丁寧に整理した上で、海水温上昇という構造的要因に着目し、論理的に展開していた点、また、事実を積み上げながら誠実に問題提起を行っていた点をご評価いただきました。

一方、講評を通じては、提案した政策の実効性および具体性、とりわけ品種改良後の運用や拡大の仕組みについて、なお検討を深める余地があることを改めて認識するに至りました。


今後は、本大会を通じて明らかになった自身の課題や未熟さを真摯に受け止め、不断の研鑽を重ねてまいります。また、本弁論の作成過程で得た知見と経験を自らの内にとどめることなく、辞達学会の活動に還元し、会のさらなる発展に微力ながら尽力していく所存です。


末筆ながら、第4回東京農業大学長杯全日本農林水産学生弁論大会の開催にあたり、多大なるご尽力を賜りました関係者の皆様、そして集団作成や練弁、添削にご協力くださった同期・先輩方に、厚く御礼申し上げます。


誠にありがとうございました。


 
 
 

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