2022/11/05 第45回大隈杯争奪雄弁大会
2022年11月5日(土)に、第45回大隈杯争奪雄弁大会が、早稲田大学にて開催されました。
当会からは、
坂本未都(法1)が、演題「縛られた美しさ」のもと、過度のやせ願望について訴えました。
惜しくも入賞は逃しましたが、聴衆へ向け自らの想いを熱く訴えました。
以下弁士の感想です。
今回私は、「痩せていることを美しい」とする社会的風潮を問題視し、弁論をいたしました。
私自身、摂食障害という痩せすぎによる病を患った経験があり、この問題に強い危機感を持ったのがきっかけです。
実際、近年では多くの女性が「痩せすぎ」の状態にあり身体に悪影響を及ぼしています。私はこの背景として、「痩せていることを美しい」とする社会的風潮があると分析し、体型と美しさを結びつけない社会を提案いたしました。
あまり前例のない”価値弁”を作成するにあたって、どのように人それぞれの価値観に訴えるかが難しい課題でした。
本番では、聴衆を惹きつけるような抑揚のある声調を意識し、苦手な質疑も自分の出せる力で堂々と回答することができたと思います。ただ、聴衆と議論をするようなその場に応じた回答や納得感のある回答ができず、まだまだ改善点は残りました。
結果、入賞を果たすことができずとても悔しく思います。
しかし、私の日頃からの思いをこのような形で多くの方々に訴えかけるということは、とても貴重な経験でした。ご協力いただいたすべての方々に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。